キモノ?アメリカでブランド名化していた
おはようございます。
本日より梅雨空の中に台風が入り込んでくるみたいですね。
この台風の影響で明日まで雨が降り続く地域もあるみたいですので外出の際は十分にお気を付けください。
さて、本日は「キモノ」というブランド名で下着を販売し始めたアメリカのキム・カーダシアン・ウェストさんについて話していきます。
ブランド名にするのはおかしいのでは?
まず「キモノ」と聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
私は日本の古くから伝わる着物を思い浮かびました。
それにも関わらず「キモノ・インティメーツ」というブランド名が商標登録されたみたいです。
日本人からすると伝統的なモノを軽視・侮辱されているような気がして腹立たしい気持ちになります。
以前もどこかの国では中国の箸文化を侮辱するような宣伝を行っていたり、各国における文化を軽視し過ぎているのではないかと最近思い始めています。
サンフランシスコ在住の大石結花さんは、BBCに対し、着物や日本文化への敬意がないと話す。
「私にとって着物とは、子供の成長、婚約・結婚、卒業を祝ったりする時に身に纏う特別なものだが、普段着として着用されている方も多くいる。今回キム・カーダシアンが発表した下着は、日本の着物からインスピレーションを受けたものでもなく、ただ単に自分の名前にかけたダジャレとして使われている。着物や日本文化へのリスペクトがない、自分勝手な行為だが、彼女や彼女のビジネスの影響力を考えると無視できない問題へ発展すると思う」
BBC NEWS/JAPANより
この様な意見も出ていることで今議論となっているみたいです。
SNS上でも
今回の「キモノ」というブランド名ですが下着として登録されていたから話題になっているのでなく、日本の伝統的文化である「着物」を連想させるようなブランド名だから話題となっているみたいです。
どういうことかと言いますと、調べ物をする際に「着物 種類」や「着物 着方」また海外の方達は「kimono」と調べることもあります。
この様な検索の仕方ですと今回の下着ブランド名に使われていた物が検索対象として引っ掛かり着物自体を知らない人からすると日本の文化を偏見な目で捉えられてしまいかねない状態となっています。
十文字学園女子大学のシーラ・クリフ教授は、「着物の美学は優美さ、上品さ、穏やかさにある。肌を露出したり身体の線が出るものではない。着る人を包んで見せないものだ」と指摘する。
「もし私がサリーという名前のブラジャーを作ったら(中略)とても怒る人がいるだろう。非常に無礼なことだし、(中略)着物は日本のアイデンティティー表現だ。キム・カダーシアンに属する言葉ではない」
BBC NEWS/JAPANより
この様に述べている教授もいますので、着物という言葉を知っている方にとっては許せない行動になっていますね。
今後このブランドがどうなっていくのかはまだ決まっていませんが何か動きがあれば載せて行こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、情報が入りましたらお伝えしてきます。